入所者への虐待・暴力の報道!

何を基準に「良い施設」を選ぶか


9月12日から14日にかけて愛知県内で介護施設の職員による入所者への虐待や暴力のニュースが飛び込んできました。
医療法人が運営する団体内のグループホームでの事件と、住宅型有料老人ホームでのことです。
いずれも施設職員が高齢入居者に対する虐待と暴力です。

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事件の背景にはいろいろあるかと思われますが、介護現場では人手不足が蔓延していて、低賃金・重労働で「ストレスと負担増⇒離職⇒人手不足」の悪循環となっているのも一つかと思います。
役員報酬はほどほどにして、介護職員への所得配分が行き届くように行政のチェックが必要と感じます。
事件の起きた施設も夜勤者が不足していたとのことです。

これこそ儲け本位になっていませんか!?

7年ほど前に特別養護老人ホームの施設長さんのお話を思い出しました。
「よい施設とは」との参加者の問いに対して、その方いわく『よい施設が生まれないのは、福祉が金儲けの道具になっていることです』。
『だから仕組み上は「よい施設はない」のです』と厳しく指摘されていました。

社会福祉法人も「公に準ずるという位置づけ」(憲法25条、89条)で、公のお金が委託費として入るシステムになっていて「利益」が発生します。
だから、役員も世襲になりがちで、「よい施設」にならない要因の一つと指摘されていました。

そう言われれば今回事件をおこした団体も理事長と理事がご夫婦で息子も役員になっているようです。
「親族運営」という組織形態には施設の私物化という危険性がつきまとっていることを指摘したいです。


そこで、「よい施設」=「よい組織」に置き換えて考えるとつぎのことが大事ではないでしょうか?

組織の理念を大切にする。
コミュニケーションがよくできている。
情報が共有されている。
経理が公開(特に役員報酬など)されている。
人の出入り、入れ替わりが少ない。
季節の飾り物や行事が企画されている。
笑顔がたえない組織。

などがヒントになりませんか?
理事・立木勝義

https://yui-station.org/

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