「8050問題」が社会問題化

「外出支援で20年ぶりの「ボウリング」


「元農水次官 殺人未遂容疑」「刺された44歳長男死亡」
6月1日に東京で起きた事件は、父親78歳、息子44歳。
「8050問題」の同種類事件で、「引きこもり傾向」があり心配した父親の思い余っての「殺人事件」です。
5月末に小学校の児童を含む19人を殺傷した犯人も51歳の男で、同じく引きこもり傾向があったそうです。
「8050問題」とは、親が80歳代で子どもが50歳代。
高齢化の中で介護疲れの「殺人事件」の増加傾向のことを「ハチマル ゴ―マル 問題」として社会問題化しています。

私どもの利用者さんの中にも「8050問題」に該当する年齢の方との契約が増えています。

今年2月に母親が突然亡くなり、障害をもつAさんは未婚で話せる相手がいなくなり不安な毎日で。
83歳の父親では頼りにできないので施設入所を希望されて身元保証を依頼された事例があります。

母親はAさんの将来を心配されたのか、普通の家庭より多くの預貯金を遺していかれました。
施設に入所された本人は就労B型の作業所にも通い、ときどき買物に出掛ける支援も希望され、元気に過ごされています。
無理して橇の合わない父親との生活を続けなかったのが正解かもしれません。

Bさん(女性・56歳)は、2年前に80歳後半の母親と2人暮らしをしていた時に、脳梗塞で身体が思うように動かない母親に対して「早く死んでください」など介護疲れもあるのか暴力をふるったこともあり、支援者の方々が母親を施設入所させ、ご本人は障害支援施設へと手を打って事なきを得た事例です。

当法人は、短期入所から施設入所に伴う保証人として身元保証委任契約を締結したものです。
その後、ケアマネの資格を持つ生活支援員の努力で外出や通院をされています。

今日はBさんの希望で外出支援。
「ボウリングがやりたい」と希望があり、お付き合いをしました。
担当の生活支援員がボウリングはできないということで私の登場となった次第です。

CIMG1030.JPG

20年ぶりのボウリングの結果は?
150点を目標にしていましたが、結果は写真のとおりです。

スコア.jpg

「8050問題」を解決するには、自治体や地域の相談窓口を利用されることをもっと大きくPRする必要があります。
一人ひとりが身の回りの事態が深刻化する前に、家族だけで悩まず、早めに相談して他人を頼りましょう!
そんな時に役立つ権利擁護団体になりたいものです。

ボウリング.jpg

理事 立木勝義
(「終活」コ―ディネータ―)

https://yui-station.org/

この記事へのコメント