誠実な対応が「信用」から信頼へ

創業300年続く名菓をいただいて


80代の独居の利用者さん(以下、Aさん)の話です。
Aさんは3月から住宅型老人ホームへ入所の際に身元保証委任契約を締結した方です。
この施設に来る前までは養護老人ホームにお世話になっていましたが硬膜下血腫で入院したり、脳梗塞の疑いもあるという状態となり、自立の生活が困難になったため養護老人ホームから転居を余儀なくされました。
Aさんは以前から少しずつ「もの忘れ」が出ていたり、「お金が無くなった」などの被害妄想が現れていました。
新しい施設に入ってからも「洋服が無くなつた」「自由がなくなった」などの不満を口にしておられ、当法人にとってはすこし「困難ケース」という状況で、病院への通院支援や月一度程度の外出支援等で信用を積み重ねている状態でした。

そんなおりにAさんの姪御さんから電話入り、この連休にお見舞いに訪問するので叔母さん(Aさんのこと)に小遣いをとどけてほしいとの依頼でした。
急な要望でしたが遠方からの依頼でしたので協力することとしました。

4日の祭日に施設を訪問、「姪は何しに来るのかね?」といっておられましたが、いつもより穏やかな様子で姪御さんとの時間を過ごされていました。

姪の方とも初めてご挨拶してAさんの最近の様子などを報告し、施設の方や私たちが協力してAさんの生活全体を支えていることをご理解いただく機会となりました。
遠方からお越しの姪の方からお土産として「創業300年」のお菓子をいただきました。
十代にわたる歴史を重ねた京都の銘菓です。

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挨拶文には「お客様のご期待にお応えできる和菓子作り、そして愛され続ける店づくりに研鑽して参りたいと存じます」とありました。
当法人も「信用」から「信頼」をいただくため300年とは言わず、50年続くことのできる法人をめざして理念を確立し、方針と計画が立案できる組織作りに努力して参りたいと思いました。

理事・立木勝義
(「終活」コーディネーター)


https://yui-station.org/

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