高齢者の三大不安「お金・健康・孤独」を解決!
1月23日「老いじたく相談会」を小牧市の桃花台ニュータウンで開催しました。
当日は前日22日の雨降りと翌日24日の最強寒波到来の狭間で快晴という幸運な天気に恵まれ、
参加者も予定通りお越しになられてホッとしました。
「相続遺言、成年後見」の講座に続いて私が担当したのは
「元気なうちに準備しておきたいこと」
という表題で高齢者が終活として心掛けたいテーマを提起しました。
高齢者の三大不安は①お金②健康③孤独です。
まず、「お金」の不安です。
年金生活に入った高齢者の頼る収入源は年金のみです。
その年金支給額も、毎年の介護保険の改悪などで手取りが目減りし続けています。
「100歳」まで生きるための生活費不足は否めません。
もう先々のことをくよくよと考えずに預金がなくなったら行政に頼りましょう!
そのために憲法があり、社会保障制度があるのですから・・・。
次に「健康」への不安です。
いつ認知症になってもよいように財産管理や日常生活などに支障が出ないよう準備していきたいものです。
介護保険は早めに認定手続きをしておくこと。
心配なことは任意後見制度などを利用して自分の希望する医療や財産の使い道などを準備しておき、
判断力が低下することに備えましょう。
最後は「孤独」とのたたかいです。
平均寿命から健康寿命の10年前後を誰かに支えてもらうようにしたいものです。
セルフネグレクト(自己放任)にならず現実を受け入れることが重要です。
一番やってはいけないのが「私は大丈夫!」と言って、いつまでも一人で頑張り続けることです。
家族関係が希薄となっている現代、
第4の縁として、「権利擁護結福祉ステーション」などとの契約で、
安心した支援を契約することもひとつの選択肢ではないでしょうか。
理事・立木勝義
http://yui-station.org/
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