最近の交通事故で大きく報道されるのが高齢ドライバーによる事故の記事です。
先週の土曜日(6月17日)午前9時40分愛知県内の地方都市で、横断歩道を歩いていた90歳の女性が右折してきた自動車にはねられて死亡。
運転していたのが84歳の女性ドライバーでした。
5月末に神奈川県で90歳の女性ドライバーによる事故も悲惨でした。
家族は「両膝の関節症で整形外科に行くときに使っていた」「高齢だけど近くなら大丈夫だと思った」と語っています。

事故を起こそうなどとは誰も思っていないのに起きるのが事故です。
特に75歳以上の高齢運転者になるに従って、視力や反射神経などが低下する傾向にあり、認知症のリスクもあらわれます。
29年に死亡事故を起こした高齢運転者の49%が認知症の恐れがある「第一分類」か、認知機能低下の恐れがある「第2分類」に該当したという。
免許人口10万人当たりの平均事故件数は75歳未満と比較して2倍超えに上るとのこと【引用・産経ニュース2018.5.28】。
逆走、踏み間違いで高齢者が第一当事者の交通事故が21.3%へ上昇(2018.5.29中日新聞・警察庁まとめ)。
「認知症のおそれあり」と判断された人は17年末までに全国で約4万7000人とのことです。
このうち自主返納や未更新などで免許取り消しや停止となったのは約1万6000人で残りは運転継続が認められています。
私も6月8日で74歳になりました。
通勤と権利擁護支援活動に移動手段として車は不可欠で離せれないのが現状です。
しかし、最近は駐車場での接触事故が増えていて、反射神経も劣化しているのではと思うことがあります。
免許を手放す時期を真剣に考える年齢になっていることだけは確かです。
理事・立木勝義
http://yui-station.org/
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