8月15日のお盆に利用者さんのご主人が亡くなられ、利用者さんも高齢のため終焉のお手伝いを依頼されました。
看とりをされた病院へ直行し、ご遺体の搬送手配から葬儀場の予約、お寺さんの手配をすませ、死亡届を役所に提出。
埋葬許可証を受領するまでに半日以上は必要です。
こうした手続きの流れも「実践」がものをいいます。
葬儀会館との打合せも必要で、祭壇や棺桶の選定、弔問客の数やお供えのお花をどうするか?
ご家族のご意向を尊重し、費用面の見積もりなど負担のかからない配慮と内容で準備することがもとめられます。
葬儀が終われば年金の手続きや役所への届け出関係が必要です。
特に年金関係は亡くなった日で請求手続きが様々です。
この方のケースは15日の年金支給日に亡くなっていますので、先月までの年金支給については問題ありません。
今月分(8月分)が未支給のため世帯同居の妻から請求することができます。
また、厚生年金保険の場合は遺族年金が支給されますので、手続きが必要となります。
こうした公的制度の申請は高齢者の方にとっては大変です。

住民票の除票や請求者の所得証明書の取り寄せ等の書類を整える作業がともない、専門職に依頼すれば数万円の手続き費用がかかります。
結福祉ステーションでは専門職のアドバイスをいただきながら利用者さんに負担のかからない出来る限りの手続き支援をこころがけています。
これも毎日が勉強です。
理事・立木勝義
https://yui-station.org/
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