100年代を生きる!参加者全員が女性の方!
11月13日に日進市中央福祉センターで終活セミナ―を開きました。
参加者は14名と少なめでしたがみなさん講師の話に真剣に耳をかたむけおられました。

成年後見に代わる財産管理「民事信託」の講義では、
「銀行の信託とどう違うのか」「少しテーマが難しかった」などの意見があった他
「もっと、講座を開いてほしい」等の要望も出されました。

ところで参加者の皆さんの情報源をお聞きしたところ日進広報と友人からの誘いが8割以上でした。
この講座の事前宣伝は地域の生活情報誌「さんごくらぶ」と「ひまわりくらぶ」に掲載するとともに、日進市の「広報誌」の催し案内欄に掲載していただきました。
行政の情報誌の信頼度の厚さを痛感させられました。
今後の広告媒体の参考にしたいものです。
参加者の内訳では驚くことに全員が女性でした。
たしかに平均寿命では女性が圧倒的に男性を上回っていますが・・・・。
男性は「終活のこと考えているの?」と問いたいものです。
高齢者をめぐる様々な問題が日に日に深刻になっています。
「女房が居なくなったら老人ホームへ入ればいい」とタカをくくっている男性諸君、100年生きるための準備をしていますか?
終末医療についても家族で話し合っていますか。
11月18日~19日のNHKスペシャル「人生100年時代を生きる」では
サービス付き高齢者住宅(サ高住)が要介護1から2の方の受け入れホームという本来の役割が失われて、赤字解消のために介護度の高い利用者を受け入れ、介護度の低い方の入居を断られるケースが増えていると告発していました。
終の住処“サ高住”が高齢者を選別しているのです。
「のんびりとハッピーな老後を」と思っているのに「受け入れをしないアンハッピー」となる現実があらわれています。
終末医療について人工呼吸器をつけるのか、胃ろうを装着するのかなど「人生の終わりを選ぶ時代」になっていると報じていました。
常から家族や医療・介護従事者と権利擁護の支援員等との話し合いが大切になっています。
私たちは、よきアドバイスができるよう努力したいものです。
理事・立木勝義
https://yui-station.org/
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