住まい探しと生活必需品の提供
それは急ぎの相談でした。
今年の2月末に病気を理由に早期退職となった59歳の男性(以下、Aさんという)です。
Aさんの居所は
20年ほど勤めていた会社の2階にある寮生活でした。
退職に伴って寮を出ることに…。

会社からの退職金で次の生活を準備することになります。
会社の総務担当の方から紹介でAさんの住居探しと身元保証人の依頼、そのうえで生活に必要な家財道具も「調えてやってほしい」とのことです。
3月18日の最初の打合せで、Aさんの支援の順序を確認してその場から知り合いの不動産屋に問い合わせをして予算内の費用負担で借りられる住居があることを確認。
つぎは生活必需品の手配です。
運よく別の現場で不用品などの片付け依頼している業者に連絡して、一人暮らしに必要な最小限の物(炊飯器、冷蔵庫、ガスコンロ、洗濯器、テレビ、ベッド、扇風機、電子レンジなどなと)を手配していただくことになりました。
27日にはアパートの賃貸借契約と生活必需品の納入を終えることができました。
Aさんは31日から新しい生活をスタートできます。

このあとは住所変更と国民健康保険の届け出とともにハローワークでの失業給付申請等の支援が求められます。
このフットワークの良さは我ながら「ヨシ!!」と声をあげたくなりました。
10日間で様々な業種のかたとの連携ができるという人脈は私の財産です。
これからもこうした人とのつながりを大切にして、「困窮する人が笑顔になれる」よう活動を続けたいと思います。
理事・立木勝義
(「終活」コーディネーター)
(「終活」コーディネーター)
https://yui-station.org/
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