お墓を閉じるにもおカネがかかります!

初めての納骨・永代供養の手続き支援


自分の死後に、お墓を誰に継いでもらうか悩んでいる方も多いと聞きます。
まして、子どものいない高齢者にとってお墓の存在は負担が増えていくばかりです。

利用者さん(以下、Aさん)は、今から25年前に先祖のお墓を春日井市に移す「改葬」の手続きをしていました。
ご自分もこのお墓に入ることを望んでおられます。
しかし、お墓を継いでくれる人もなく、ぼつぼつお墓を処分したいとの希望を出されていました。

そんな折に、Aさんの奥様が今年2月に亡くなりました。
4ケ月が過ぎ、初盆の来る8月までに納骨をすませたいと考え、納骨・永代供養のお寺を探して準備していましたが、コロナ感染を避けて日数が過ぎてしまいました。
やっとコロナ感染が落ち着いてきたと判断してお手伝いすることになりました。

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ご存じの通り、改葬には、地方自治体での手続きが必要です。

まず、元のお墓のある自治体の窓口で「改葬許可申請書」を入手します。
Aさんの場合は潮見坂平和公園の管理者に、現在埋葬していることの証明などを記入してもらい、自治体に提出します。
元のお墓は、区画を更地にして明け渡さなければならず、その費用もかかります。業者に見積もりを依頼しました。
遺骨を移す際には、元のお墓では「閉眼供養(魂抜き)」を行う必要があります。
これらの手続きも時間と費用がともないます。
受け入れ先のお寺さんに「永代供養墓合祀」の事前申し込みをして準備完了。

ちなみに数年前の新聞記事では費用の目安として
・お墓からの「遺骨の取り出し」3万~5万円
・墓石を処分して、区画を更地に戻す(1㎡当たり)10万~15万円
・納骨に2~3万円との記事がありました。

お墓を閉じるのには、「閉眼供養(魂抜き)」のお布施が必要となります。
また、新しいお墓に移転するとなればお墓の購入代金も準備することになります。
高齢者にとっては大変な負担となる金額です。

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私たちは「終活支援」のなかで、なかなか触れにくいお墓のことを含む死後の準備のお手伝いも、適切な時期にアドバイスできるように心がけたいものです。
代表理事 立木 勝義
(「終活」コーディネーター)

https://yui-station.org/

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