コロナ禍で様変わりの葬儀
1月14日、利用者さんが相次いでご逝去されました。
利用者さん(以下、Aさん・92歳)が亡くなったのは13日の深夜で「老衰」でした。
夜が明けるのを待って医師と対面。
死亡確認と死亡診断書を受け取り(①死亡診断書の受領)、役所に手続き(②死亡届)を提出しました。
Aさんは当法人の葬送支援である「死後事務委任契約」を締結しており、手続きはスムーズでした。
親族への連絡を行い、「すべて結福祉ステーションに一任します」との確認でした。
Aさんの希望である曹洞宗のお寺さんにお願いする等ご本人の希望通りの葬送支援(③葬儀場手配、お寺、関係者連絡、日時決定など)です。
Aさんは生前に「古希の祝いで世界一周の船旅をしたので何も思い残すことはないよ」と笑顔でお話しされていたのを思い出します。
穏やかな旅立ちでした。
ただ、コロナ禍で親族は誰も葬儀には参加できず、寂しい見送りとなりました。

Bさん(男性・87歳)が亡くなったのも14日の午後3時過ぎでした。
Aさんの葬送支援の手配が終わった途端のことです。
事前に親族の方から「危篤状態」との連絡を受けており、親族とは前日に「万が一」の対応も決めていたのでスムーズに葬送支援を行うことができました。
Bさんは3人兄弟の長男でした。
60歳過ぎに熟年離婚をしてひとり暮らしで、2年ほど前から肺がんを患い通院治療を続けていました。
昨年末に体調が悪くなり病院での治療を受けていました。
年末年始にかけて遠方の息子さんと実弟が見舞っておられました。
Bさんとはいろいろあって親族も困っておられましたが、最期は兄弟のことと面倒を見ていただくことになりました。

ところで15日は暦の上で「友引き」のため火葬場がお休みで、名古屋市内の2ケ所の火葬場は16日が満杯でした。
Bさんの葬儀は17日まで待つことになりました。
16日はAさんの告別式、午後にBさんの通夜式をすることになりました。
この週末は「不要不急の外出自粛」とは成らず、お通夜・告別式に走りまわることになった次第です。
今後は①から③に続いて④役所廻りで、AさんとBさんの年金の受給停止(国民年金10日以内)手続きや健康保険の資格喪失手続き(国民健康保険14日以内)などの支援が残っています。
代表理事 立木 勝義
(終活コーディネーター)
(終活コーディネーター)
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