盆休みは葬儀手配で終わる

利用者さんの逝去がつづき…


8月10日からお盆の間に3人の利用者さんが亡くなり、お盆休み返上で葬送支援となりました。
利用者のAさんは前立腺ガンが骨盤に転移して緩和ケアを続けていた方です。
余命は告げられていませんでしたが、親族調査等事前の準備をしていました。
Aさんからは何もお聞きすることができなかったのですが、一部親族方の住所が解りましたので早速住所地に尋ねることにしました。
12日、異母兄弟の甥の方と面会ができ、事情を説明する。「40年間会っていない。葬儀はお任せします。」と、つれない返事でした。
ここで問題なのが「死亡届人」です。
民法87条では届け出義務者を
① 同居の親族
② その他の同居者
③ 家主地主又は家屋若しくは土地の管理人
④ 後見人
⑤ 同居していない親族と規定されています。
「⑤」に該当する甥の方からは届出人も「そちらでお願いします」となり、急遽、施設管理者に届出人を依頼することにしました。
こうしてAさんの葬儀は4日後に私一人の見送りで済ませることになりました。

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Bさんは東北地方の出身で一人暮らし。
13日の夜「老衰」で息をひきとりました。
東北の甥の方に連絡をとりましたが、「葬儀一切をお願いします」とのご返事。
コロナ禍で遠方からの参列はできません。
やむなく当法人が葬送支援を行うことになりました。
葬儀後の業務もいろいろあります。

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役所には住民登録関係は印鑑登録、マイナナンバーカードの返却。
保険・医療・年金関係はそれぞれ喪失届。
介護・高齢者福祉関係は保険証の返納と「葬祭費支給申請」など。
その他に施設料の支払い、電気ガス等公共料金の支払いと供給停止、アパートの明け渡し手配、携帯電話の解約もあります。
そして、戸籍の取り寄せで相続人を特定して、利用者さんからお預かりしていた預貯金などをお渡しするまで2~3ケ月必要となるケースもあります。

やはり、終活準備は早めに行うことが大切だと痛感したお盆休みでした。

代表理事 立木 勝義
 (終活コーディネーター)

https://yui-station.org/

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