発熱で緊急受診、10時間後に入院決定

22日の日曜日、朝3時すぎまで利用者さんの支援で夜が明けました。

利用者さん(70代女性、以下Aさん)は、金曜日の夜から発熱があり、21日の土曜日の午後に入所中の施設の近くのクリニックでPCR検査を受診しましたが、陰性でした。
その後、夕方になっても熱が下がらず食欲もなく血圧が低くなって来たので、大きな病院に受診することになりました。

施設としては介護・看護もできる状態でなく「入院前提の受診」でした。

発熱外来のため、病院の駐車場で待機。
約3時間後に院内に入る許可が出て「採血」「点滴」が始まり、21時すぎに「採血のやり直し」から待つこと2時間近く経って医師からの説明を受ける。
23時過ぎにやっと「入院の見込み」と、施設に一報を入れることが出来ました。

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その後、入院に向けて心電図検査、点滴の取り換え等を行い、0時06分の時点で「血圧が112/54」でした。
深夜1時すぎに医師から「3週間前のCT検査のデータ―に比べて低栄養状態で腹水症状あり。ただし、発熱原因が特定できない」との説明を受ける。

Aさんは、2時すぎに集中治療室へ入室となる。

医師から「当面は抗生剤投与と点滴による栄養・水分補給の治療となるが、何か急変の時の判断はどなたですか?」との質問を受ける。
親族と連絡を取り対応するとして、入院の書類(診療行為説明同意書や行動制限に関する説明書及び「人生の最終段階における心肺蘇生に関する同意書」など)に署名して、入院手続きが終わりました。

入院の説明の終わり聞かれるのが利用する部屋の種類です。
「多床室(追加費用なし)」か「個室(追加費用2000円/日)」か「特別個室(12.000円/日)」です。

利用者さんの資金内容や希望を確認しておくことも大切です。

時計の針は3時直前。
自宅へ戻ると3時半過ぎになっていました。
帰着途中にラジオ深夜便の放送が始まり、新聞配達のオートバイに出会うなど「もう夜が明けそう!」

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10時間に及ぶ支援は過去最長支援記録となった次第です。

2022年5月23日記
代表理事 立木 勝義
(終活コーディネーター)

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