新型コロナ感染者の葬儀 倍の費用発生

新年が明けて早1月16日、新型コロナの国内感染者が確認されてから3年が経過しました。
只今第8波のまっさいちゅう真っ最中という状態です。

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利用者さんの生活拠点の老人ホームや入院している病院など、つぎつぎとクラスターが発生。
退院予定や、施設入所が延期されるなど少なくない影響が出ています。

昨年の12月末、ある利用者さんがコロナ感染中に死亡されました。
死亡確認の面会はおろか、葬儀会場も準備されず誰の目にもとまらないように安置(安置料金発生)され、翌日に早々に火葬にふされました。
後日、葬儀会社からの請求書の内容を確認すると特殊衛生費及び特殊対応費が加算されていました。
葬儀費用が通常の倍の値段になっていて、びっくりしました。
コロナは死んでからも人に迷惑をかけるウイルスだと痛感しました。

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政府は今年に入って「感染者の葬儀 納体袋不要」(1月6日 厚労省発表)と対面で参列など制限緩和改正指針を公表し、葬儀や火葬についても感染対策の上で執り行うことができるとしました。
厚労省の発表では「国立感染症研究所などの協力で、遺体からの感染リスクは極めて低いと確認された」という。
基本的にはコロナ以外で亡くなった人と同様になるというものです。

また、濃厚接触者の葬儀参列は、無症状なら検査やマスク着用などの対策をして対面も可能だとしました。
毎日500人の人が亡くなる異常事態。
国内の感染者が3000万人を超え、このあと世界や日本の日常生活、社会活動はどうなっていくのでしょうか。
私には想像がつきません。
まずは、ご自身が感染しないよう最大限の注意を払う必要があります。

新年に当たり皆様のご健康を祈ります。

代表理事 立木 勝義
(終活コーディネーター)

https://yui-station.org/

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