一週間連続の新規契約の依頼が続くという当法人設立以来の初体験でした。
中でも役所からの相談が多く、困難ケースの連続です。
事例1
80代 男性 名古屋市内在住 独居
結婚歴なし 無年金 生活保護受給
キーパーソン:遠方の妹
入院経過:脳梗塞で救急搬送にて入院。リハビリ病院へ転院。
紹介経路::保護係より特養入所の見込み。身元保証、金銭管理を希望。
【方針・結果】
金銭管理・保証人について、本人の意向に添って入会・契約された。
病院より貴重品と現金を預かり管理下に置く。
要介護認定3以上になり次第、特養申込を行う。

事例2
80代 男性 名古屋市内在住 独居
結婚歴あり。子どもなし
収入:年金月2万7000円と生活保護受給
キーパーソン:なし
紹介経路:居宅介護事業所のケアマネより認知機能低下により金銭管理を希望。
【方針・結果】
金銭管理・保証人について、本人の意向に添って入会・契約された。
ご本人より通帳と印鑑、カードを預かり管理下に置く。
要介護1で、在宅を希望。月一度の安否確認と生活費をお届けする支援を始める。
上記の事例は、ほんの一例にすぎません。
「電気代が払えず、電気が使えない」「この寒さの中、長袖シャツがない」など切実な要望が出てきます。
利用者になられた方には有るだけの資金の中で支援をおこなっています。
また、資金不足の方には不要となった古着を使っていただくこともあります。
そんな知恵を出しながら「人間らしい暮らし」を支えていこうと日々奮闘しております。

新規契約者の中には申請期限が終了した「住民税非課税世帯等に対する価格高騰緊急支援給付金」(5万円支給)の手続きも知らないまま見過ごしていたケースもあります。
期限ギリギリの1月31日に関係先と連絡が取れて「2月1日消印有効」との扱いをいただき支給されました。
さらに続くコロナ禍、物価高騰の中で、生活を支える当法人の活動はますます重要さを増しています。
代表理事 立木 勝義
(終活コーディネーター)
https://yui-station.org/
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