終末支援に立ち会って…

4月中旬、ある利用者さん(以下、Aさんという)のご主人の遺骨を永代供養するお手伝いをしました。

Aさんは現在、要介護2で施設入所中です。
身体状態は歩行器を使っての移動、入浴なども一部介助が必要です。

以前から夫の遺骨を供養したいと言われており、このたび、ご希望のお寺さんに永代供養をお願いすることができました。
夫の死後10年近く「遺骨を持ち歩いていた」とのことでした。
Aさんもご主人と同じお寺さんにお世話になりたいとのことです。

永代供養料は千差万別です。
今回のお寺さんは「合同供養料」と「個別供養料」の2種類。
いずれも低額の部類だと思います。
今後もお付き合いをと考えています。

人生を閉じるにあたって、親・夫や妻などの納骨先と自分の行き先も希望しておくことは周りの方に迷わせない点で大切な「終末の作業」ですね。

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今年1月に亡くなった利用者さん(以下、女性でBさんという)は施設内で見守られながら87歳で息を引き取られました。
親族は遠方の兄弟姉妹でしたので、事前準備として「相続人調査」や「終末支援の確認」を行い、葬儀、行政への各種届け出、施設の遺品整理などすべてを当法人で行いました。
先日、財産処理がすべて完結しましたので相続人代表者へ「ご遺骨」及び財産・書類等の引き継ぎを終えました。

ところで、遠方の親族へご遺骨を送る場合の方法をご存知ですか?
一度考えておいてください。
次回にお知らせします。

代表理事 立木 勝義
(終活コーディネーター)

https://yui-station.org/

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